じゃん

血の伯爵夫人のじゃんのレビュー・感想・評価

血の伯爵夫人(2009年製作の映画)
3.6
地味なジュリーデルピーだからこそのリアリティー?

照明と衣装など映像がとことん美しい。
2人が抱き合うシーンはラトゥールやレンブラントのよう。
他にもカラバッジオやムリーリョなど、まるで油絵の名画を意識したような照明と映像。

また物語のテンポも良く、この手の映画にありがちなダラダラした感じもない。
カット割りは細いし見やすい。