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吸血怪獣ヒルゴンの猛襲のドントのレビュー・感想・評価

吸血怪獣ヒルゴンの猛襲(1959年製作の映画)
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 1959年。ヒルだあぁッッ! ロジャー・コーマン制作の怪物映画、原題は「巨大ヒルの襲撃」、当然ですが「ヒルゴン」なんて名称は出てこないよ。
 魚やワニすらいなくなった川、そこを支配していたのは人ほどの大きさもある吸血ヒルだった! 手縫い感あふれるヒルが人を襲い、残された人々が「池にダイナマイトを」「いや自然環境が」などなどだいたい聞いたことのあるやりとりをして、まぁ緊張感のないバトルなどがあり、終わる。そういうやつ。
 ヒルがとんでもなくグロかったり血をズルズルすすったりしたら楽しかろうと思うのだけれどそういうのも特になく(そもそも巨大ヒルがよく見えない)、俳優たちの演技もあまり気合が入っておらず、長所と言えばヒルの鳴き声が独特で気持ち悪くてよかったことと、ヒルにさらわれた妻と不倫相手を殺したと疑われた男が檻の中でぶら下がっている無残なシークエンス。まぁだいたい、そんなかんじのやつです。あとAmazonはAI翻訳の精度と誤字をなんとかしてほしいと思いました。
 
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