笑えるし、泣けるし、温かくなる優しい映画でした。
この映画コメディと感動とのシーンのバランスが程よい
コメディってよりかはクスッと笑えるシーンが多かったから悲しいシーンとか感動シーンが引き立つし入り込みやすいしグッド
最初は気の毒だなぁと思いつつもやかましい偏屈じいさんだなぁって思うけど過去を掘り下げたり周りの人との交流を見ていくとどんどん見方が変わっていく
終わる頃には偏屈なじいさんの印象が不器用なだけの優しいじいさんに変わってること間違いなし
奥さんの存在感の大きさはすごいね
オーヴェが愛する理由もわかるし、なくなってもなおオーヴェを変えてくれる力を持ってた
パルヴァネも強引さがすごいつーか、肝っ玉母ちゃん感すごい笑、楽観的というかそういったところをオーヴェは奥さんと重ね合わせたのかな、二人が心開いて笑い合うシーンはよかったなぁ
他にもオーヴェのライバルであり友達との友情、ソーニャの教え子との交流、パルヴァネの子供との交流、小さな交流するストーリーが何個もあるんだけどどれも微笑ましくて泣かせたりもしてくる
過去とか交流を通じてほんとのオーヴェというか色んなオーヴェを知れる
そして最初の方にも言ったけど優しいじいさんに映って見えて最後はオーヴェの近所の人達同様オーヴェを好きになる
支え合いとか交流とか孤独を選ぶよりも幸せなことなんだなぁって当たり前かもしんないけどよーくわかる映画でした