幸せなひとりぼっちのじゅんのレビュー・感想・評価

偏屈で頑固なオーヴェは愛する妻に先立たれ、自身も妻の後を追おうとするが、その度に周囲の人に邪魔をされなかなか最愛の妻の元へ旅立てない。

〝そっちに行くのはもうすこし時間がかかりそうだ〟そう言って妻の墓石に話しかけるシーンが印象に残ってます。人を毛嫌いしている一方放って置けない性格で憎めないですねー。

そんな彼も人知れず過去に辛い経験をしていて周囲の人との距離が縮まるに連れてその過去も明らかになっていきます。

クスッと笑えてジーンとする要素たっぷりです！最後はホッコリ泣けます！