haru

幸せなひとりぼっちのharuのレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
4.2
誰にでも好みの展開があるのだと思いますが、個人的にはコミュニティで孤立している『頑固じじい』や『意地悪ばあさん』がストーリーが進むにつれて柔らかくなっていく展開は鉄板で好きな流れです。

愛する妻に先立たれた、絵にかいたような頑固じじいオーベ。
保守的とでも言うんでしょうか、ルールには厳格な人で、決して間違えたことは言っていない。でも驚くほど口が悪いので、周りには煙たがられている。

自分を理解してくれるのは愛する妻だけ。その妻を早く追いかけたい。
だから自殺を何度も企てるのですが、その度に彼の周りで何かが起こってしまいます。
いい人なんでしょうね、絶対にそれをほってはおけないので、妻を追いかけるのは先送りに。
それを繰り返していくうちに、いろんな人と出会い、オーベの気持ちにも変化が...そんな感じでしょうかね。

どんでん返しが待っているわけでもなく、目新しい展開もないですが、いろんな人の愛を感じられる素敵な映画でした。

彼の『幸せなひとりぼっち』も、素晴らしい奥様と出会えたから。
ほんと素敵な奥様でした。