頑固な老人の主人公が妻に先立たれ、後を追おうとするもその度に隣人のアクシデントに巻き込まれていき、徐々に生きる気力を取り戻す話
出だしから店員にクレームつけてて、頑固なクソじじいというのが一発でわかる
そのくせ妻の墓参りに行っていて、悪い人ではないというのも分かりやすかった
毎回自殺しようとする度にお約束の様にアクシデントが起こって死ねないのが、少女漫画で告るの邪魔されるみたいな感じで途中からもはや面白い
特に大きな出来事は起こらないが、じわじわと主人公が変化していく様が見ていて楽しい
きっかけは隣に越してきた家族
主人公には子供いないから子供らにタジタジになるのも微笑ましい
妻の死のショックで落ち込んで疎遠になってた近所付き合いも徐々に復活していき最後は沢山の人に囲まれている
隣人愛の話だなと
最初の頃とは違って主人公から幸せが滲み出ているのに感動した
一回フェイントがあっただけに、ラストのラストで号泣
妻と初めて出会ったのと同じシチュエーションで再会するのも涙涙
