妻に先立たれた偏屈じいさん。何度も色んな方法で自殺しようとするが、ことごとく邪魔が入り失敗。シリアスなシーンのはずがお決まり感が笑いを誘う。
これが片付いたらそっちに行くから待っててね、という妻への愛。妻のお墓を撫でる手には彼の優しさを感じた。毎回、妻ソーニャが天国から刺客を送り込み、彼の死を先延ばしにしたのでは?
近所に越してきた家族や、疎遠になってしまっていた友人家族との関わりによって彼自身が変わって行く、というよりは頼りにされ認められる喜びを感じ、徐々に生きる価値を見出していったのかな。
近所の人達のわざとらしく無い喜怒哀楽がかえって信頼関係に繋がる感じ、すごく分かるなぁと思った。
幸せなひとりぼっち、なるほど(^^)