幸せなひとりぼっちの作品情報・感想・評価

幸せなひとりぼっち2015年製作の映画)

En man som heter Ove

上映日:2016年12月17日

製作国:

上映時間:116分

4.0

あらすじ

「幸せなひとりぼっち」に投稿された感想・評価

kyoroon

kyoroonの感想・評価

4.0
オーヴェと父親との想い出のあたり、グッと来るものがある
「何事も正直が1番だ。だが正直になるには周りの後押しが必要だ。時折ね。」
この言葉に人間の綺麗な部分も弱くて狡い部分も表れてて、まさしくそうだなと感じた
もえぎ

もえぎの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2015年のスウェーデン映画。コメディドラマ枠なんですね。

オーヴェは意地悪なじいさんで花屋の店員に文句をまくし立てるも、それが半年前に亡くなった最愛の妻のために花を購入するところとか、お墓への語り掛け方から優しさがにじみ出ちゃって全然憎めない。
これは有る程度先の展開がわかってしまっているからかもしれないが、全く不愉快ではない。寧ろその様子が微笑ましい。

自殺をしようにもことごとく失敗してしまうんだけど、その度に温かい人との出会いがあって、オーヴェも段々とただの優しい表現下手なじいさんに…。
最初の自殺のきっかけが衝動的に捕らえられすぎるような。奥さんのところに行きたい気持ちがもうちょっと強調されていて欲しかった気もする…。


隣に越してきた夫婦の奥さんパルヴァネ(イラン人)に運転を教えるシーンは最高。
わたしには運転は無理…と泣き出した彼女に、「いいか、良く聞け。君は出産に耐えた。次で3度目だ。イランから異国にやってきて、異国の言葉も習得した。ダメな旦那とも結婚した。運転なんて簡単だ。」って、面白いやら優しいやら旦那頑張れ…やら、とにかく暖かい気持ちになります。
自分の車で練習してめっちゃぶつけられてるのにそこには怒らないオーヴェには脱帽。
パルヴァネの旦那の何がダメなのかは是非映画を観て欲しい。


父の愛情も死も、仕事も友達も最愛の妻ソーニャとの出会いも辛い過去も再会も、鉄道や車、バスといった乗り物で区切られている。
区切り方が自然なのに、後々回想したときに思い出すだいたいの場面に乗り物が多く出てくる。
(砂場から掘り起こした車の玩具なんかも意図的なのなら、監督、あなたは天才です。)


オーヴェの優しさで、本人も周りの人も笑顔になっていくのでこちらまで笑顔になる。
オーヴェが最期に楽しい毎日を送れたこと、またソーニャと出逢えたことが良かった。

あと、太り気味の猫が太り気味の男に抱っこされてる場面がめちゃくちゃかわいい。
ホシ

ホシの感想・評価

3.8
喜びや悲しみがとてもわかりやすく表現されていて観やすかった。
うね

うねの感想・評価

3.7
良かったです
yuko

yukoの感想・評価

4.3
老人つながりでテーマは違うがダニエルブレイクはひたすらにやるせなかったけど、こちらは見終わった後に爽やかな幸福感を覚えたヒューマン映画だった。

偏屈で生真面目だけど誠実な心を持ったオーヴェ、美しく優しいソーニャ、騒がしくも優しさに溢れた隣人たち、全員愛しくなってしまう。

1人だけど、独りじゃないって最高なこと。生涯を終える時善き人たちに囲まれて逝けるかどうかは、自分の行いにかかっているのかも。

このレビューはネタバレを含みます

『妻と薔薇と猫と』
お約束というか、死のうとする度に邪魔が入るパターン。ほんとに死ぬのが下手くそ。だけど、最上級のラストが待ってた。アレ、私の理想でもある。
あの口の悪い頑固爺さんのとこに不思議と人が集まってくる…引き寄せられるというか、離れていかないというか。やるじゃないか、爺さん!! 下手だったけど、きっと生き方は間違ってなかった。後ろから押してくれる人達がいたから…。
こんな映画に出会えてほんとに嬉しい。良い涙が流せた。

このレビューはネタバレを含みます

ラストのお隣の娘さんを助手席に乗せて自分のお父さんと同じ台詞言うのと、奥さんとの出会いをなぞるように再会する演出(電車で寝てたら目の前に赤いヒールの足元が見える…)が好き。
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