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ミュンヘンへの夜行列車のkazu1961のレビュー・感想・評価

ミュンヘンへの夜行列車(1940年製作の映画)
4.3
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2023-014 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋英国諜報部員大活躍!!これはもう『007』のオリジンになったこと間違いなしの作品ですね!!さらに本作、アルフレッド・ヒッチコック監督の『バルカン超特急』の姉妹編としての呼び名も高い。主演は同じくマーガレット・ロックウッドだし、『バルカン超特急』に乗っていたクリケット狂のイングランド人の2人カルディコットとチャータースが同様に乗り合わせていて、クライマックス、主人公たちのピンチに大活躍します!!

🖋️本作、ナチス・ドイツの手からチェコ人の科学者とその娘を救出する英国の諜報員の活躍を、サスペンスに軽妙にユーモアを絡めて描いた作品です。主演の2人、31歳レックス・ハリソンと23歳のマーガレット・ロックウッドが溌剌とした演技で素晴らしいですね。

🖋️プラハ、ロンドン、ベルリン、ミュンヘンを舞台に描かれるナチスと英国諜報部員との駆け引きは後の多くの映画に影響を与えたようです。特にクライマックスのスイス国境でのロープウェイアクションは、『女王陛下の007』や『007/ムーンレーカー』に影響を与えています。

🖋️さらに、ほとんどがセット撮影でその美術は円谷作品のように圧巻!!列車のシーン、ナチスの基地、U-ボート、ロープウェイのミニチュア撮影はほんと素晴らしいですね!!

😆Story:(参考: google )
第二次世界大戦中、兵器の開発をしていた科学者とその娘がナチスに拘束されてしまう。イギリスの諜報員は、危険を冒して親子の救出に向かう。

🔸Database🔸
・邦題 :『ミュンヘンへの夜行列車』
・原題 :『NIGHT TRAIN TO MUNICH』
・製作国 : イギリス
・初公開 : 1940
・日本公開: 劇場未公開
・上映時間: 93分
・受賞 : ※※※
・監督 : キャロル・リード
・脚本 : シドニー・ギリアット、フランク・ローンダー、ゴードン・ウェルスリー
・原作 : ゴードン・ウェルスリー
・撮影 : オットー・カンツレク
・音楽 : ルイス・レヴィス
・出演 : レックス・ハリソン、ポール・ヘンリード、マーガレット・ロックウッド、ベイジル・ラドフォード

🔸Overview (映画. com)
※※※
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