ゆりな

聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦のゆりなのレビュー・感想・評価

3.7
アハハ、無条件に可愛い!

2007年のイギリスのコメディ映画。2000年代前後くらいの古さに見えるのと、パンキッシュでアナーキーなところは、さすがイギリス映画!ハリウッドやアメリカ映画だったら、少しダークなこの仕上がりにならなかっただろうから、ニコニコしちゃった。

「ハリー・ポッター」も4つの寮と個性に分かれてて、「トレイン・スポッティング」もなんとなく4人のキャラが割れていて、本作もお嬢、エモ、真面目……と割れてるの見ると、イギリスってジャンル分けするの好きなんかな。(多分違う

各々のキャラが基本的にモテたいとか、媚びてなくて「各々自分が一番やりたいようにやっている」がいい。出てくるキャラが端役でも濃すぎて情報量が多く、目が離せないのもいい。

可愛い子いると思ったら、OCのミーシャ・バートンらしい!懐かしい〜。初っ端出てきたとこからお分かりの通り、椎名林檎のような黒髪ボブ赤リップの寮長から目が離せなかったのだけど、「007 慰めの報酬」のストロベリー・フィールズ!ちょっとしか出番なかったけど、あの役好きだったから嬉しい〜。仕草とか、堂々してて寄せ付けないところとか、タトゥーあってよかった。

「真珠の耳飾りの少女」の絵を見て、「スカーレット・ヨハンソンを盗むの?」は笑ったww
スカヨハが演じていたし、なんならフェルメールはコリン・ファースだったもんね。よく許可降りたな。

「キューティー・ブロンド」のようなアメリカ映画とはまた違う可愛さが光る、サクッと観られるというよりは、2時間の中に要素詰まりまくりの一本だった。
ゆりな

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