りょーこ

仮面の米国のりょーこのレビュー・感想・評価

仮面の米国(1932年製作の映画)
4.0
実話ベース1932年のモノクロ社会派ドラマ

脱獄もあるよ♪

刑務所はある程度厳しさがないと、再犯とか防止にはならないと思う。
が、この頃の人権無視し過ぎなやり方もいかんよね。

日本はそこをビビり過ぎなのか、シャバよりム所を選んで再犯したり~なんてことがあるからまたおかしいのだけれど。

丁度良いトコ無いんかい!!!

こぅさんオススメ有難うございました(*‘ω‘ *)



工兵として従軍したジムは、もう規律に縛られたくない!と、以前働いていた安定した工場の仕事を放棄。

あちこち仕事を見つけては飛び付き、また解雇され、を繰り返していた。

ある日、強盗の相棒にされて服役。
が、あまりにも劣悪な環境で10年も無理と悟り、なんとか脱獄する。

その後シカゴへ流れ着き、真面目に仕事をこなして偉くなって行くのだが、脱獄囚とバラすと脅され結婚させられた女にハメられ……



トントン拍子に行きそうで行かない!

そこがなんともリアルだし、ジリジリした緊張感がたまらない良作でした☆

刑務所仲間のおじーちゃんボンバーが、ピーター・ストーメアみたいなイイキャラ♪

マイケル・クラーク・ダンカンみたいな大男もいて、みんな協力的でニコニコしちゃう!

からのクソビッチによる裏切りにはイライラ。
その後の展開も酷い。

オチもこれはこれで良しと思う。
ジムのキャラである原作者は、執筆後に姿を消したそう。

未見ですがヴァル・キルマー主演『エリオット・バーンズの帰還』が、今作のリメイクだそうです!

あまり情報が無いけれど観てみたいし、まず原作も気になりますね♪

そんなあれこれ調べたくなる良作でした☆
りょーこ

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