オーウェン

アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウンのオーウェンのレビュー・感想・評価

2.2
実在したのだからどうだとか、若さゆえとか、それ以前にこの犯人たちがただ独立できないふがいない奴らだけと言う事しか感想が出てこない。

親のすねをかじり親から借金をし、麻薬に溺れるだけ。典型的な落ちぶれ方だ。
それをさも悲劇的のように見せ、ヒーロー然とした描き方には辟易する。

そもそもこれはエミール・ハーシュが主役のはずだが、一向に目立たない。
ベン・フォスターとジャスティン・ティンバーレイクの方が見せ場があり、誘拐される青年も繊細さが際立っている。

どうしようもなくなったからではなく、成り行きで済ませるあっさりな犯行。
それをシャロン・ストーンがデブメイクで大泣き。
ブルース・ウィリスはよく分からん人物像。

いびつな構成に違和感を覚えるドラマだった。
オーウェン

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