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エネミー・ウォーのsmithmouseのレビュー・感想・評価

エネミー・ウォー(1991年製作の映画)
1.2
コレはニコケイ史上最低のニコケイかもしれない(-_-;)。

第二次大戦中、エチオピアに駐留中のイタリア軍中尉エンリコは医者から司令部への帰り道、ある人間から近道を案内されるがそれが災難の始まりだった。

ザ・ロックやフェイスオフやコン・エアーのイメージでいると生死の境を彷徨う位の大怪我間違いなしΣ(´∀`;)。
初っ端から歯痛に苦しむ姿、その後の"ある病"に苦しむ姿と兎に角終始苦しんでる爽やかさの欠片もないニコケイの姿が楽しめる。
病気の芝居でアカデミー獲るんじゃないかと言うくらい迫真の調子の悪さは見ていて気の毒になってくる。

ストーリー面も救えない。
映画のテーマの"狂気"とやらも適当かつ当たり障りがない感じにしか描かれてないし、彼の災難も結局身から出た錆なんで全く伝わって来ない。
折角仕込んだ重苦しいネタを無かった事にするわ、雑すぎる上訳の分からないエンディングにするわでこの映画を見終わった時、大切な時間と貴重なお金とニコケイへのなけなしの愛は確実に減っている筈。
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