もりすけ

下宿人のもりすけのレビュー・感想・評価

下宿人(1926年製作の映画)
4.2
これを1926年て...凄すぎるよ

無声映画。冒頭の威風堂々は作品の不気味な雰囲気を際立たせてます!カッコいい!
大衆の浅はかさとメディアの愚かさ。そういった問題は現代にも通ずる部分があります。

サスペンスですが話の展開は分かりやすいし、先を読めてしまいます。しかしながら、読めるということは他に似た展開を見たことがあるということ。つまり、このヒッチコック作品が先駆けということなのでしょうか。いやはや、凄すぎるよ...

1926年って、映画というものがこの世に出てきてから30年くらいしか経ってないんですよ。先駆者もまだまだいないその時期にここまでの見せ方が出来るヒッチコックはやはり偉人です。
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