えな

戦場からの脱出のえなのレビュー・感想・評価

戦場からの脱出(2006年製作の映画)
4.0
クリスチャンベイル演じるディーターを含めて他の捕虜(合計7人)みんな実在らしい。タイトルから、脱出するのだろうとわかっていても観ていてつらくてたまらない。映画としての完成度はかなり高いけれど、捕虜ものは閉塞感・緊張感・無力感・不潔・飢餓・拷問…とにかく辛い。
先週、ベイルが13歳のとき主演した「太陽の帝国」という戦争映画を観て、空襲する敵のパイロットとベイル演じる少年が目を合わせ少年が「戦闘機カッコ良い」と興奮するシーンがあった。本作ディーダーが幼少期のエピソードとして似た話をする。あのあとパイロットを目指したのだと思うといい加減穏やかに生きろ!という気持ちになってくるw2作を続けて観るのはおすすめです。
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