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グレート・ウォリアーズ/欲望の剣のUSKのレビュー・感想・評価

4.6
ポールヴァーホーヴェンの原点。以降の作品は全てここから派生したと言っていい程強烈なエロ、バイオレンス、グロテスク、厨二病で全てが埋め尽くされています。

グロテスク描写も血飛沫が飛び散る様な描写だけでなく、首吊りの刑に処された人間が垂れ流した糞尿の下からマンドラゴラを掘り出し、二人で食べるシーンや、ペスト菌が染み込んだ犬の肉片を城内に投げ込み、城内にある水源を汚染させたり挙げたらキリがありませんが、生理的に受け付けない描写も多々あります。ヴァーホーヴェンの凄い点はグロテスク描写だけでなく、舞台となる中世の再現度の高さ、アクションシーンの生々しさと迫力だったりと観客を飽きさせない魅力もしっかりと詰め込んだ上でやりたい放題してる点です。ヴァーホーヴェン ファンになるとプリンセスが略奪団のリーダーに犯され、ビッチ化していくシーンは最早最高です。
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