インドに行ってみたくなる。
とても素敵で印象的なお揃いのトランクと鞄。同じ柄の皮、同じイニシャル、ナンバリング。
これが大事な物語の鍵になるとは。
仲良いのか悪いのか、ハチャメチャな三兄弟の心の旅。
最初はギスギスしてたけど最後に三兄弟の心の重しが取れてスッキリした顔になっていてこっちまでスッキリ。
長男の、協定を作ったり勝手に弟たちのご飯決めたりするジャイアニズムは母親譲りだったことを知るとそれも愛おしく思えるから不思議。
カラフルで雑然としててスパイシー。早く帰りたいと思いながら旅を続けて様々な人に出会い帰る頃にはその匂いも神秘も、三兄弟が妙に気に入ってしまっていて、インド列車の旅とても気になった。