故イルファン・カーンさんを偲んで鑑賞。
この日朝から彼の訃報を知り、ショックで頭が真っ白になりました
ハリウッドの話題作にも多数出られていたイルファン・カーンさん。
最近だと、インド映画『ヒンディー・ミディアム』のお父さん役が記憶に新しい。
53歳。。早すぎます。。
まだまだご活躍されるはずだったのに。。
ご冥福をお祈りします。Rest in Peace
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うわぁ。。これまためちゃくちゃタイプな映画だった。
冒頭の列車に乗り遅れるビル・マーレイが最高すぎて、すでにニヤニヤが止まらない。
そしてスローモーションの使い方センスありすぎ。
これは好きなオープニングTOP10に入りました(すでに溢れている)
とにかくウェス節炸裂の独特な世界観とシュールな会話劇
そしてどこを切り取っても絵になるようなシンメトリーな構図が終始たまらん。。
テレビ画面で鑑賞してるとき、お気に入りのシーンとかセリフがあるとつい画面を写メってしまうんだけど、もし本作をテレビ画面でみていたらカメラロールが大変なことになってたと思う。
ウェスあるある。笑
ダージリン急行の寝台列車の感じ好きすぎて。
あの細い通路を行き来するだけでワクワクする。
最初は全然噛み合っていなかった三兄弟が、インドの聖地を巡るスピリチュアルな"心の旅"を通して本来の絆を取り戻す。
物語の終盤、長男にパスポートを預ける選択を取った弟たちの行動にほっこり。笑
そしてまた列車に乗り込むときのスローモーションが、冒頭のそれとリンクしている良さ。
旅で増えたであろう荷物を今度は放り投げて、身一つで乗り込む。
"Travel Light"はやはり大事。
身も心も軽くなった兄弟たちの表情が爽やかで何より。
エンディングの"オー・シャンゼリゼ"が心地よく沁み渡ります。
あ、あと私の知る限り、ナタリー・ポートマンの贅沢な使い方No.1映画。
は〜〜〜ウェス・アンダーソンの最新作"The French Dispatch"の公開が待ちきれない！！
私の今の待受。笑
