GaPTooth

女バイキングと大海獣のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

女バイキングと大海獣(1957年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

3年も帰ってこない男たちにしびれを切らし「もう待てないから探しに行こう」と意気揚々と船出したものの、雷が鳴り響き荒れ狂う海!...と!波の間に間に大海獣が姿を見せる!!きゃーっ!!
渦潮に巻き込まれ、船は燃え盛り、投げ出されて絶体絶命の女たちが流れ着いたのはグリモルトだった。
で、グリモルトで男たちと再会を果たし喜んだのも束の間、奴隷ゆえにままならない...でも...という話。

男たちが奴隷として留まっていた理由もインガーがグリモルトの王の側に付いた理由もちゃんと描かれているのが良い。
だからこそ、サブ・クライマックスでのデジーアとウェドリックの真の愛が際立つと共に、後々のインガーの行動も美しく感動的に伝わってくる。

クライマックスのウェドリックらストンヨルドの面々VS大海獣は迫力満点💯武器は槍💯
冒頭の"槍投げ"シーンが伏線か?!上手い!

ロジャー・コーマン曰く「低予算の早撮りだろうが、常に全力を傾け、最高の映画を目指した」との言葉の通り。💮良い映画を堪能した💮

※DVDジャケットのイラストはアルバート・カリスによるもの。
フィルマークスの大海獣の色は緑色ですね。私が所有しているDVDのジャケットの大海獣の色もブックレットに掲載されている大海獣の色も黄色なのですが。何故だろう。
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