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私を野球につれてってのhollyのレビュー・感想・評価

私を野球につれてって(1949年製作の映画)
3.3
“♪Take Me Out To The Ball Game, Take Me Out To The Crowd...” で御馴染みの歌が題材になっているミュージカルです。

主人公2人は “普段はプロ野球選手。でもシーズンオフはバリバリの舞台芸人”っていうあり得なすぎる設定からもわかる様に、内容はかーなり能天気。
ただ本編がギュッと短くまとまっていて中弛みなく進むので、気軽に観れる作品の一つだと思います。

シナトラとケリーは「錨を上げて」「踊る大紐育」でも共演しているように、とても相性が良いと思います。
細身のシナトラと体格の良いケリー、見た目も対照的ですがそれぞれの良さがあって面白いし、コンビとしての息もピッタリ。

あとはベティ・ギャレットが良いスパイスになってます◎
ちょっと鼻にかかった特徴的な歌声と肉食系女子のガッツさがあって見ててワクワクしました。
逆にヒロインのエスター・ウィリアムズはというと、陸上(?)では少し馴染めてない印象。
彼女はやっぱり水中でなくちゃ!笑

突っ込み処満載ですが、あまり深くは考えないで観ていただきたいです。
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