虹島流浮

トム・ハンクスの 大迷宮の虹島流浮のレビュー・感想・評価

トム・ハンクスの 大迷宮(1982年製作の映画)
3.7
出演時間がわずかなのにも関わらずのちに有名になったのでネームバリューを利用して過去作のタイトルに俳優の名前をつけちゃういつもの手口かと思いきや、がっつりトム・ハンクスが主役。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が悪魔崇拝と関連づけられて全米にサタニックパニックを引き起こした忌まわしい一連の流れの発端でもある1979年に実際に起こったD&Dにハマっていた青年の行方不明事件を基に都市伝説よりに描かれた本作。
なので、『ストレンジャー・シングス/シーズン5』のヒントが隠されている作品でもあります。ウィル・バイヤーズはどのような運命を辿るのか、ヴェクナとの決着の時であります。

本編はとてもチープな撮影(ここぞとばかりにゆっくりと人物に寄っていくショット)と編集(次のカットへの繋げ方が雑)と音響(静かな部屋の中で二人がする会話がいきなり全く聞こえなくなり大音量にしてやっと小声レベル)でびっくりしました。
鑑賞中に悪魔に取り憑かれたのでしょうか。