ともちん

地下室のメロディーのともちんのレビュー・感想・評価

地下室のメロディー(1963年製作の映画)
5.0
出所してきたギャングのシャルルは、老後をオーストラリアで過ごすため、若手のフランシスを誘い、カジノの売上金強盗を目論むが…。まだ若く青さのあるアランドロンと、大御所ジャンギャバンが競演。シネジャズで、派手なメロディラインがカッコ良く物語を盛り上げる。大胆なジャンプカットが取り入れられ、テンポがよく展開する。ラストのカジノへ潜入するシーンでは、ヒッチコックよろしく長回しを使うのでドキドキする。『太陽がいっぱい』を彷彿とさせるラストシーンには大興奮!エンタメ感溢れるフレンチフィルムノワールの傑作。
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