LEE

アルティメット・ランナーズのLEEのレビュー・感想・評価

2.0
マッハ!弐のティムマンがアクション監督!という独特すぎる宣伝文句に惹かれて鑑賞
アクションもストーリーもイマイチな作品だった


病院送りにされた父親の仇を討つため、敵の主催する賭け試合に主人公らが乗り込むというストーリーなんだけど、全ての発端となる事件がテレビの前で犯罪が起こってるのに全然警察は動かないし最後もなんかカッコつけてる割に微妙な終わり方だったりで褒める箇所がない
キャラクター描写もイマイチで、特に気になったのはティムマン
アクション監督を務める彼は一番出演者の中で動けるし、主人公の先生という立ち位置なんだけど割と弱い!
誰よりもアクションが出来ているだけにそれが見ていて不自然でならなかった


そんなアクションなんだけど、こちらもあまりよくない
まず割と動けてる人が出てる割にカットを割りすぎだし、効果音が少ないのも気になった
あと立ち回り自体がゆるゆるで折角凄いアクロバティックな技をやっていてもアクションが一つ一つすぎて繋がっていなかった
あとティムマンのアクションにありがちだけど、動ける人に合わせた撮り方しかしてないので、そうじゃない人のアクションになった途端つまらなくなる
本作はそのつまらないパートがとても長く感じた
もっとパルクールを活かしたアクションの撮り方とかあっただろう…とかアクションの疑問点は尽きない


オススメはしませんが、若き日のロン毛細ティムマンが見れたのはよかったです
LEE

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