エログロナンセンスなSFスプラッター!
この監督、他の作品はつまんないけどコレだけは最高です。
宇宙人にアブダクションされて妊娠したという女の子を取材するため、離れ小島にやってきた撮影クルー。
そこで人類VSエイリアンの壮大なんだかこぢんまりなんだかよう分からん阿鼻叫喚の宴が始まる!
オープニングのケツドリルからゴアで笑わせてくれるんだけど、その後は登場人物紹介でちとダレる。
この手のB級映画にしては登場キャラが多いのでダラダラ続くけど、これが後々活きてくる。
エイリアン達がしれっと現れてからは怒涛のスプラッター展開。
ツッコミどころも数打ちゃそれが普通になる。
しかもエイリアン達はプレデター並に強いのかと思いきや、基本近接武器しか持ってないので人類も互角に戦えます。
いやむしろ弱いです!
ショットガンやチェーンソーなどお馴染みの武器に加え、アレを使おうとしたのは「ブレインデッド」のオマージュ?
CGはちゃちいけどグロゴアしっかり。
血糊も不必要にぶっしゃあああてなります。
だがそれがいい。
人間側もエイリアン側も面白いくらいにぐちゃぐちゃに殺られていきます。
主人公らしき人がいないので、普通の映画なら単なるエロ要員やかませ犬要員たちが意外な活躍を見せるのも良き。
そしてコメディ部分もアホ。
バナナの皮とか昭和ノリ。
SFスプラッターにこんなコッテコテのギャグ持ってくる監督に脱帽です🤣
そしてラストにもう一捻りもってくるの天才か!
あれがあるのと無いのでは随分違う。
B級映画好き、バカ映画好き、グロゴア好きは観て損は無いです。