カノンの作品情報・感想・評価

「カノン」に投稿された感想・評価

大学時代に観た時は「なんて嫌なオッサンなんだ」と思ったもんだが、いまやこの親父に大分近づいてしまった。
心の声など殆ど同じ。
tom

tomの感想・評価

3.3
ロリコンおやじの脳内を永遠にセリフとして聞かされる映画。ギャスパーノエの作品だからなんか変で良くて、小洒落てて、観れるんだろうな。テロップの入れ方とか面白くて好き。
r

rの感想・評価

3.6
変態おじさんの心の声をずっと聞かされて(まじ何言ってんのこの人、、)て感じなのだけど地味に筋が通ってたりハッとさせられたりするから聞いててとても面白い
馬肉の映像よかったな、、
ギャスパーノエの音楽の使い方と映像結構好きで困ってる、、
JG

JGの感想・評価

3.2
またまたギャスパー・ノエさん作品
「カルネ」の続編だけど、「カルネ」は観る術がなく今作のみの観賞🎥
元馬肉商で最低なオッさんの物語🥵
カメラがグルグル🌀しない代わりに『ドゥンッ』という効果音が所々使われてるのが印象的だった!
インモラルな自分の内面と闘いながらあっぶない妄想と愚痴をひたすらモノローグで語ってこられ、コッチが鬱になりそうだった😩
この主人公、「アレックス」の冒頭に出てくる謎のオッさんね😅
palo

paloの感想・評価

4.5
素晴らしい作品だった。
苦しみ葛藤する父親の話。
作品の大半は父親の内省的なモノローグで占められている。
そのモノローグは人間としてのモラルや正義、善悪の問題を中心にしたもの。自分のワケありの出自や勢いで出来てしまった娘やこれまでに犯した罪(傷害)や過ち(再婚)に加えて、不況による失業状態という経済的な重圧に苦しみもがく心情が包み隠さず描かれている。
この父親を通して人間の汚さや醜さ、社会の不条理さ、そして人生の無意味・空しさのひとつを見ることができる。

人間は個としてひとりを取り出してみても、その集まりとしての社会をみてみても、なんとも歪で不恰好で不安定なのだろう、と嘆息する。
あん

あんの感想・評価

5.0
おいジジイうるせえぞ❗️
tsukiko

tsukikoの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

びっくりするほど久しぶりに観た。相変わらず気持ち悪くて陰鬱でグダグダで最高だった。

かつてパリの馬肉屋だった主人公が、愛しすぎる娘が男にレイプされたと勘違いして殺害。ここまでは前作「カルネ」。「カノン」は服役後の話。

人生がうまくいかないのは全部大好きな娘のせいって思い込んでるキモいおっさんの話なんだけど、全編にわたっておっさんのモノローグが延々と続きます。小洒落てない薄汚い側面を見せたヨーロッパの街で歩くおっさんが愚痴たれ続けるわけだけど、ようやく娘と再会したら目的を果たして自分の気持ちをアブノーマルに補完して終わり。おっさん、ようやく幸せに。

そんな映画のどこにどんな魅力があるのかと思うけど、この映画はおっさんの残念な人生がアンニュイで美しい娘によって一縷の望みを与えられて、それだけのために生きるのもいいかなって思わせる吐き気を催すような希望が描かれています。きもいね!

カメラワークはギャスパーなのでひたすらオシャレで“遅い”し、効果音も再々「バンッ」て衝撃音が入ってて、いちいち大袈裟なのだけどそこがまたわざとらしくてチープで良い。

ただひたすら泥沼を暗く描いてしまうと湿っぽくなるけど、若干コミカルに描かれているとこがまた狂気で「ああ、ギャスパー作品だなあ」とどこかホッとできました。

近親相姦ものだしグロありなので、全くオススメしません。ニッチな映画が大好物な人はどうぞ。
豚肉丸

豚肉丸の感想・評価

4.8
犯罪を犯してしまって娘と離ればなれになった男が、離れていたパリに再び戻るお話

以前フランス盤で鑑賞したが、フランス盤だから英語字幕もフランス語字幕も無く、ネットであらすじを見てようやく映画の内容に追いついていた...が、今回日本語字幕版のビデオを入手したことでようやく映画の内容が理解できた。
一回目に見た時も「とんでもない映画だ...!」と思ったが再鑑賞したことで「もっととんでもない映画だ...!」ということに気がついた。フランス語音声では一切理解できなかった男の独白に日本語字幕が付くことで独白の内容が理解できるようになったが...独白の内容を理解できたことで映画の面白さがグンと上がった。

常に他責思考。差別的感情を持ち合わせており、時には暴力を振るう。そんな男が考えていることを、90分間永遠と聞かされる。
常に金持ちへの呪詛を吐き続け、唯一持っている銃で金持ちを殺す妄想に耽る...耽っているだけである。
歩道を歩きながら爽快に銃で殺していく妄想を繰り広げている男の姿は滑稽ではあるが、同時に恐ろしくもある。胎児も殺したしこの男なら本当にやりかねないという怖さが映画内に付き纏う。
このように緊張感がずっと保たれているため、90分間永遠と男が一人で語るだけの映画でありながらも、不思議と飽きずに見れてしまうんじゃないかな...と、ちょっと思った。

この映画の前作『カルネ』では男と娘は別々に離れたが、この『カルネ』では音楽の構成の通り元通りに再帰する構成となっている。しかし、元通りに再帰しても何かが決定的に変わっている。映画内では決して触れられないが、冒頭からずっとテロップで表示される「モラル」の話題がこの場面で繋がるのだ...
一回目ではあまり感じられなかったが、今回はラストで少し感動しそうになった。この映画のビジュアルにもなっているあの場面があまりにも美しすぎて...

二回見ることでさらに深みが増したように思えた。映画もコンパクトに纏まっていて見やすいし、定期的に見返したい映画になりそう...!!好きだこれ!!!
あと、終盤の30秒警告を日本語で見れただけでも良かった!!満足!!!
NKNKT

NKNKTの感想・評価

4.6
やっと観れた待望の作品

おっさんがただただ現実逃避してしょうもない独白を展開していくんだけど、言葉のセンス、レパートリーが多いからか何故かずっと観ること、聞くことができた。

こういう映画って単調になりがちだけど、しっかりと観せられる作品に昇華してるのはさすがだなと。

カット割と独特で、やっぱりいろんな作品や文化に影響を与えてる作品、監督なんだなと感じた

少し前にノーシャークっていう、サメに食われて死にたいっていう自殺願望のある女性がひたすらに世に対して、周りの人間に対してボヤく映画を観て、それと似たような感覚に陥ったな

カルネもなんとしてでも観なければ、、、!
>|

あなたにおすすめの記事