おーきー

外事警察 その男に騙されるなのおーきーのレビュー・感想・評価

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これがNHK制作のドラマが元だって知ってまず驚いた。

核兵器問題に朝鮮半島の南北問題を絡めた警察モノって中々テーマとしてはタイムリーではあるものの挑戦したなと思いました。

元は公安の凄腕だったであろう渡部篤郎演じる住本が内閣情報調査室に戻り、日本に持ち込まれた核を処理するために奔走するみたいな、ざっくり言うとそんな話。

終始緊迫感のあるストーリーはまぁ基礎点としても、渡部篤郎と真木よう子は良かった。

渡部篤郎は最初から最後まで本当に何を考えているか分からない。別に派手に格闘したりしないけど、目的のために手段を選ばないプロフェッショナルを素晴らしく演じてた。
やっぱりこういう話の主人公の黒スーツは格好いいよね。

真木よう子は明るい演技よりこういう陰のある演技のほうが圧倒的に良いと個人的に思ってるので、今回はハマり役なんじゃないかと。明るい演技は何かムリしてる感じがしちゃって……

やっぱり邦画はスケールの大きいSFとかアクションよりも、派手なシーンは無くても緊迫感のあるもののほうが良いと思います。
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