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26世紀青年のAZのレビュー・感想・評価

26世紀青年(2006年製作の映画)
3.6
コールドスリープの実験から目が覚めると、そこは26世紀だった。そして、人類はみなバカになっていた!この手のくだらない映画の中では、良作だったと思う。笑いどころがずっとあり、結構爆笑しちゃった。

基本アメリカのコメディのノリは好きじゃないのだけど、この作品は受け入れられた。理由はアメリカンジョークというよりは、ただのバカの発想というところだろう。だから、なんとなくみんな愛らしい。キャスティングも絶妙にバカっぽい人ばかりで、よくこんなに集めたなと(大衆含め)。

ぶっ飛んだ内容だが、この設定って意外と現実味がある。今の時代、何でもかんでもAIが好みのものをレコメンドしてくれるので、人間は考える必要がなくなり、その結果創造力が低下していくとされている。科学技術が進歩する中で、人間の能力は退化する可能性が十分にあるのだ。

ブラックコメディーで相当おバカな映画だが、なめちゃあかんよ。
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