新文芸坐オールナイトの1本目。
到着してから、なぜか胸にむかつきを感じ、「はたして完走できるだろうか?」という不安があったのだけど、悲壮感漂う二人の気の利いた会話のおかげか、俺の魂は食いつくされなかった。
冒頭からアキカウリスマキ監督の骨格を発見。
「黒人」として視線に晒される暴力性なんかは、辛辣だけど子どもじみていて、かなり笑える方向でドライブ感があったのだけど、二人の結婚生活が視線を浴びせてくる周辺のそれと同列になってしまってからは、どんどんシリアスに持っていかれた。
「「「「「チンポ故障」」」」」