差別的な視線で遠くから冷徹に見つめるカメラワークは苦しくあるのにうっとりともしてしまう。他人が存在しなければ二人だけの世界も存在しえない哀しみ。それでも冷ややかな他人の視線よりもおもむろに居心地の悪…
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未だゼノフォビア色濃い70年代の西ドイツで剥き出しすぎる差別を受ける掃除婦と出稼ぎ労働者の恋愛ドラマ。常に他者からの冷たい視線に晒される辛さに耐えきれず「あなたと二人きりならよかったのに」と泣くエ…
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扉越しの2人の姿が儚い…
この頃のアリの表情がとても穏やかで、後に変わっていってしまう瞳や表情に悲しくなった。
不安は魂を食いつくすというタイトルがすごくいい。
“幸福は楽しいとは限らない”とい…
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会いたくて会いたくない亡霊を見かけてしまい映画どころではなかった。キフキフ。私はクスクスのサラダが唯一の得意料理です。
たまんないな〜なんかずっと映画を見ていた。すごーくここちよくて、気持ちいいん…
天国の一欠片を半分こし合うということ(果たしてそれは同じ天国なんだろうか、とも思う)
いつだって他人や、自己による、身勝手で残酷で孤独なフレーミングによって肉体も魂も蝕まれていくんだよな
カメラの…
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主人公は子供3人自立したあとの独り者の老女…⁈…私じゃん!
というわけで、イヤでものめり込んで観ますよこれは。
おしゃべり好きで親切な初老の掃除婦エミと、差別に苦しむ外国人労働者の黒人青年アリ。孤…
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