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仕組まれた罠の堊のレビュー・感想・評価

仕組まれた罠(1954年製作の映画)
3.0
原題『ヒューマンデザイア』。廊下の後退ショット、そして再び誰もいない廊下のショット。バギバキに決まった室内の左右対称に寄せたショットはウェスアンダーソンのよう(撮影監督バーネットガフィ)。ギミックらしいギミックはないけれどギミックみがある。列車の廊下ですれ違うことのサスペンスはヒッチコック〜『アメリカの友人』な感じで楽しかった。全然関係ないけれどベッドでのキスシーンで靴を履いたままの足を枕に乗せていて「うわあー」って思った。人がそこにいる痕跡のような煙(だが実態はない)。最後にはそのCGのような煙をわざわざ回り込んで撮っている。
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