てっぽ

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)のてっぽのレビュー・感想・評価

4.3
若松孝二監督があさま山荘事件を体制側ではなく、学生運動の当事者の視点で描いた力作。
時代背景も重ねつつ学生運動の遷移を追っかけ、その栄枯の物語で連合赤軍が最終的に自滅していく様子が克明に映し出されている。
音楽はジムオルークだが、若松監督に何度もダメ出しをくらって…押し入れに引きこもって作品作りをしたそうな…。
このサントラ盤はオススメ‼︎
遠山美枝子役の坂井真紀のリンチシーンは目を背けたくなるし、永田洋子役の並木愛枝の顔がめちゃ怖い。
あと、若松監督の自宅を抵当に入れ資金繰りをして、別荘を解体しながら撮影したそうな…。
革命に命をかけた彼等は今の大学生にはどう映るのだろうか…。
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