実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)の作品情報・感想・評価

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」に投稿された感想・評価

貝崎

貝崎の感想・評価

2.0
山本直樹のRED5巻くらいまで読んでその後買ってなかったことを思い出した。連合赤軍というヤバそうな響きだけで手に取った漫画だったけど、なんか本当ついてけなくて笑うしかなかったんですアレ。

この映画も序盤から本当何言ってるかもわからないレベルで、政治のせの字も理解してない奴は置いてけぼり喰らいました。後半は事件の経緯が描かれててなるほどなとは思うんですけどね。なんかね、俗物が俗物を排除しようとする流れが生まれた時、中学や高校の生徒指導の先生と重なって、永田洋子の顔が本当に歪んでみえた。女特有のやつね、あそこから女の人が立て続けに標的になるの、嫌悪感でどうしようもなくなった。いろいろ悪いやつおったけど、お前だけは許さん永田洋子。
こわい。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.8
思えば私は前衛的な若松作品しか見てこなかったから、きちんとストーリーが出来てるところにまずびっくりしました。前半はドバッと人が出てくるけどナレーションもあるし、後半の総括狂いはやはり見てて重い気持ちにさせる。ただ残念なのは、山小屋での陰惨なシーンがインパクトありすぎて、おそらくメインなオチであるあさま山荘事件がなんだか間延びして見えてしまうような感じも受けました。が、しっかりしてた映画でした。長すぎとも思うけど。
食塩

食塩の感想・評価

4.5
尾崎のプチブル総括のくだりと大槻が自己批判を求められたくだり(パンタロンとパーマ)と板東の配給以外の食料を補給するくだりがコントすぎて信じられない。クッキーのつまみ食いが反革命の象徴で、、極めて重大な軍規違反になる。死人が出るほどの過激な運動をこの時代の大学生で想像できない。当時の事をもっと知りたくなった。

破廉恥行為の自己批判とかおかしかった。
ずっとやってるファンいっぱいおりそうな監督の映画なのに、最初の方は素人っぽいと思っちゃった…大根演技があったし、映像はちょっと変だし。
でも半ばの方はもっと面白くなって、素人っぽいというよりはユニークだと思った。
長すぎるシーンよく入ってたし、結局は大好きな映画じゃなかった。
だけどこの監督の世界観は面白そうで、昔の作品も観たくなってきたな〜
KOME

KOMEの感想・評価

4.0
あさま山荘事件のことはあまり知らなかった平成生まれだけどリアルにこんな感じだったんだろうな。カルトだなー。
消えない心の傷

1971年 8月 連合赤軍最高幹部である永田洋子が総括、自己批判という名で同士である筈の連合赤軍メンバー 遠山美枝子に暴行を繰り返し極寒の屋外に放置し殺害した山岳ベース事件の実態と あさま山荘事件発生までの道のりを描く
遠山美枝子を演じた坂井真紀が男性に色目を使ったと吊るし上げられ 食事も与えられず 柱に括り付けられていて排尿も垂れ流し 女性として 更に人間としての尊厳を徐々に失っていく様は そこに宿る 狭い世界の女の嫉妬心の恐ろしさである
遠山美枝子が容姿を気にし メンバー同士の男女の恋愛感情を 持ち込むことに激昂していた永田洋子本人が 外泊先でけろっと連合赤軍メンバーの男と寝ているシーンには唖然とする その歪んだ心に自分が気付いてないのか気付いていて平気でルールを破っているのか その混沌や傲慢さに心底震え
その為に失った命の価値を余りにも低く
扱う 永田洋子に戦慄し 鑑賞後には いつまでも燻り続ける憤りと共に決して消える事がない傷跡を残した
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