鍾馗

黒部の太陽の鍾馗のレビュー・感想・評価

黒部の太陽(1968年製作の映画)
4.3
この作品はスクリーンで見るべき
とテレビ放送もソフト化も許可しなかった裕次郎の意図が判ります。
とにかく黒四現場の事故のシーンがすごいです。あれ、絶対役者かスタッフ、怪我してますよ。あるいは機材が逝っちゃったかも、という迫力です。大画面向きです。
三船、裕次郎がクローズアップされてますが、滝沢修とか寺尾聰の父親役にまさかの宇野重吉とか、劇団民藝大挙出演。

でも、芝居の迫力では、裕次郎の父親役で昔気質の現場の元締めを演じた、辰巳柳太郎の独壇場でした。とにかく鬼気迫るって感じ。
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