カント

プリンス/グラフィティ・ブリッジのカントのレビュー・感想・評価

4.0
プリンス/パープル・レインの続編。
プリンスの、プリンスによる、プリンスの為のミュージカル。

小悪党のモリス(ザ・タイム)は、周辺のライブハウスを全て買収して利益を独占しようと画策。
キッド(プリンス)の店のグラム・スリム、隣のメロディ・クールなどへ、モリスは牽制の手を緩めない。

グラフィティ・ブリッジ(落書き橋)で詩作に没頭するヒロインのオーラ。
キッドにインスピレーションを与える存在 で、モリスはオーラも囲いこもうとする。

そして、決着はライブ・パフォーマンス勝負へ!


プリンスのアルバム、グラフィティ・ブリッジを程良く網羅。
ラウンデン・ラウンドは女性ボーカルだと、ずーっと思ってたのに黒人の少年のボーイズ・ソプラノと知ってビックリした。

肝心のグラフィティ・ブリッジ(落書き橋)がショボいセットなのが、とても痛い。

DVD特典のギャラリーでクエスチョン・オブ・ユーが映画の映像ではなくプリンスのライブの生演奏で!!
ファンとしては感動モノでした。
2015-6-11
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