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ゲロッパ!のcherryのレビュー・感想・評価

ゲロッパ!(2003年製作の映画)
4.0
最高にかっこいい西田敏行が魅せる、最高のエンターテインメント!!!
あと数日で収監される、ヤクザの親分を演じた西田敏行の最後の願いは、長い間会っていなかった娘に会うこと&大ファンであるジェームス・ブラウンのコンサートにもう一度行くこと。それを叶えるべく、子分たちが奮闘する物語。物語はすれ違いの連続で、見ている側からすればもどかしかった。それでも親分のためと、走り回る子分の姿はすごく微笑ましかった。

映画のあらゆる場面で流れるブラックミュージックは、クライマックスに向けての気分を盛り上げてくれる。山本太郎ら子分が話す流暢な?関西弁でさえも会話の中で流れるように単語が並び、だんだんと音楽のように聴こえてくるのも不思議な所。弾けまくる登場人物達と一緒に歌いたくなるような作品で、ありえないような展開も心地よかった。

西田敏行の脇を固めるキャストも、岸部一徳、常盤貴子、山本太郎、桐谷健太とめちゃくちゃ良い!!西田敏行&岸部一徳がノリノリで踊る姿は楽しい気持ちで溢れていて、キラキラ輝いていて、人生を謳歌していると思った。
常盤貴子演じるかおりが、なぜこんな仕事をしているかは最後まで疑問だったけど、関西弁を使いこなし清々しいツッコミが面白かった。

キャストが豪華で、難しいことは全部捨てて笑えばいい!というようなのが根底にはあって、その考えに両手を挙げて賛同したくなるような作品だった。

「Get Up!」と誰もが叫び、歌い、踊りたくなる映画だと思う。