もけ

イングロリアス・バスターズのもけのレビュー・感想・評価

4.5
クリストフ・ヴァルツ無双。
スペクターを観てから、物足りなかったのでクリストフ・ヴァルツ関連作品祭りをしている。

全部のシーンが面白い。
真面目担当の一部を除いてだいたい全部の登場人物が面白い。

バカっぽい英語を喋るブラピの演技もそれだけで十分面白いし、ユダヤの熊の普通っぽさ、ティル・シュヴァイガー演じるナチ殺しのフーゴという異色キャラ。

設定がいちいち面白い。

しかしなんと言ってもランダ大佐のキャラクターが魅力的すぎる。
知的で冷静かつ残忍かつサディスティックかつおちゃめ。
いまだかつてこんな面白いキャラクターがいただろうか?
当初は、ディカプリオが演じる予定だったそうですが、クリストフ・ヴァルツを発掘できて本当によかったですね。
この味は他の俳優には出せなかったでしょう。

最後にあっさりやっつけられちゃう所も最高。

映画のポスターにほぼ載ってないのに主役はランダ大佐ですよ。
ブラピが完全に喰われている。

グロシーンとしては、頭皮剥いてるシーンが一番のピークで、それも数秒なので、そこが流せればそこまでグロ耐性は必要ないと思います。
グロ?シーンで面白かったのは、地下の酒場で撃ち合いになった時に、フーゴがSSのヘルシュトローム少佐を刺しまくってるところでした。周りが撃ち合いしてる中、得意のナイフで報復していて滑稽。

日本で封切り当初、つまらなかったら返金キャンペーンとかやってましたけど、その自信がわかるくらい面白い。

自分の好きな映画リストに追加です。

【追記】
友達にオススメして観てもらったら、日本語吹替で観たらしく、意味がよくわからなかったと言われてしまった。
確かにこの映画を日本語に吹替えたら、大切なものが失われる。
言語ネタを楽しむ映画。