あ

イングロリアス・バスターズのあのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白ポイント4つあった

1つ目は
冒頭のユダヤ人を匿ってるフランス人のラバディットとssのハンス・ランダ大佐とのやりとりのシーンで、ラバディットとランダ大佐と床下に隠れているユダヤ人を交互に映す事で緊張感がかなりあった。
脅されたラバディットはユダヤ人の居場所を大佐に伝える場面で英語が分からないユダヤ人をフランス語で騙しラバディットに居場所を聴く流れも
多言語をしっかり使い分ける演出をしているこの映画ならではだと思った。
(床下に隠れていたユダヤ人達家族は撃ち殺され、その中の1人は逃げられた)

2つ目はエマニュエル(逃げたユダヤ人)と大佐の食事シーン。シンプル憎き奴との再会シーンで緊張感あるけれど、それだけでは終わらず、大佐がタバコをシュトルーデルに乗せたクリームで消すシーンで大佐の悪役感が際立って面白かった、

3つ目はウィルの子供ができた祝いでドイツ兵が集まったバーでのシーンで、グラス3つ注文した際、指の立て方でドイツ人ではないとバレる展開も面白かった(あと言葉の訛りもバレるきっかけになったけども)

4つ目はエマニュエルが映画館を燃やす復讐シーンこれは文句なしにアツかった。
それに加えてマドモアゼルを殺し、エマニュエルを撃ち殺され、その後スクリーンにエマニュエルが写りメッセージをドイツ人に伝え皆殺し(復讐)するんだからかなり良かった。

映像を観ている、映像の中の、マドモアゼルが切なそうな顔をしていたように見えた。作品の深みになってる気がした。

英語、フランス語、オランダ語、ドイツ語など言語を字幕などを駆使して正面から表現した作品なので全体的に言語へのこだわりを感じて良かった
(訛りで疑われる、バレるなどの展開を作りたくて逆算したんだと思うけれども)


気になったところは、はじめの方でイングロリアスバスターズは1人100枚のナチスの頭の皮を集めて持ってこいとアルドが言っていたので、ラスト大佐や部下の頭の皮を剥ぎ取るシーンで「よし、これで100枚ちょうどだな」となると思ってたけど、ならずふらっと流れたところ。それとギャグシーンやキャラの喋り方など…笑
これは単純に好みだと思うけど。


無礼なマドモアゼルに大佐が言った、「君は演説が上手くなった」からのセリフ、良かった。

300人殺せば英雄か戦争は怖いな
あ