jj

イングロリアス・バスターズのjjのレビュー・感想・評価

5.0
久しぶりに観てびっくりしたのが序盤レア・セドゥ出てるやん!!てとこ
公開時観た時は何か物足りなさを感じた…けど
復讐劇で血がいっぱいだし
二大女優とも綺麗だし
バスターズの連中が痩せてヌボーっとして全く強そうじゃないとか色んなシーンにスカしが効いてて楽しいし
何が足りないと思ってたのか…
90年代のあの3作品と比べてるんだと思う でもあの頃より洗練されてるし、また観たいと思わせてくれるから傑作には違いない

ラスト付近の映写室のシーンがなんともステキすぎて感動の余韻に浸りだしたそのとき…バッサリ次のシーンへ(゚o゚; いいね~

この作品は特に脚本が素晴らしく史実に基づく所とハッタリの絶妙なバランス
これ脚本賞穫ってないんやね…
凄いのにねタランティーノ洗練されまくってて ただの映画オタちゃうぞと!音楽の選曲もさることながらそれを使うタイミングがまた… セリフも当時のドイツやフランスの歴史、映画史がこれでもかと出る博学さ 天才映画監督そりゃあ女優にモテまくりだわなw

地下の飲み屋での緊張感はまさに『ヘイトフル・エイト』のようなハラハラドキドキ密室劇 マイケル・ファスベンダーですよ!公開時知らなかったから何か新鮮~タランティーノ作品に出てるなんて~ブラピとの会話シーンに『それでも夜は明ける』コンビだ!てオォ~てなる

この映画はルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』の多大なる影響下にあるようで
めっっっちゃ観たい!!
jj

jj