イングロリアス・バスターズの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

イングロリアス・バスターズ2009年製作の映画)

INGLOURIOUS BASTERDS

製作国:

上映時間:152分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「イングロリアス・バスターズ」に投稿された感想・評価

ぐち

ぐちの感想・評価

3.3
頭皮剥ぎ以外はバイオレンス薄めで見やすい。
結末をなんとなく知ってたからか、死ぬ者と生き残った者のせいか、カタルシスは期待してたほど無かった。でもそれが現実の苦味も添えたタランティーノ作品なのかも。
なんでタランティーノの脚本はクソダラダラした会話劇が退屈にならずに観れちゃうのかな〜
あや

あやの感想・評価

4.3
ナチス占領下のフランスで、家族を殺されたショシャーナはランダ大佐から逃れる。やがて大人になったショシャーナは復讐する時を待ち、、
一方「イングロリアスバスターズ」と呼ばれる連合部隊はナチス兵を殺すためにフランスである作戦を考えていた


面白い!!!
ランダ大佐演じるクリストフ・ヴァルツがこの映画でアカデミー助演男優賞獲ったのも納得なくらい、主演のブラピを食っていたように思える。
冷酷で、狙ったユダヤ人を逃がさない一面をもちつつも自分の名誉のためだったらヒトラーの命を捧げるほどみみっちい奴。
けれど、ユダヤ人を匿っているなか、農夫に質問する第1章はハラハラしていて目が離せない、、

あといろんな言語飛び交うのも楽しすぎ。
ダイアン・クルーガーとかクリストフ・ヴァルツとかマイケル・ファスベンダーは多言語喋れるから適役、、クリストフ・ヴァルツに至っては映画だけで英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語喋っててすごい。
ランダ大佐にバスターズたちのイタリア語を聞いてもらうシーンは笑える。


戦争が始まる前だったらランダ大佐はどんな人間だったんだろうな。
ショシャーナに片想いするナチス兵(ダニエル・ブリュール)も時代が違えば恋人同士になれたかもしれないのに、と思いを馳せてしまう。
ikeha

ikehaの感想・評価

-
最後の一言に痺れた。

映画館とても素敵だった。だんだん繋がっていくところが本当に好き。
daradara

daradaraの感想・評価

4.0
大胆かつ緻密な圧倒的会話劇!

本編は152分あるが、5つの章で構成されているため区切りにもなるし、一度リセットすることが出来て見やすかった。

物語の導入となる第1章が一番好きだった。
タランティーノによる" 緊張 "の演出が巧い。
言葉一つ一つの選び方や絶妙な間、そしてその言葉から分かる人物像、カメラワークや目線のやり取りに至るまで、全てが完璧だと思う。

この映画のテーマでもある" 見えない人たち " 。
つまり、軍服を着ていなければ見分けることができないナチスの者ども。そして、ナチスから追われるユダヤの人々。

見た目の判断が不可だからこそ会話や仕草からヒントを得る(会話劇)。

下手なイタリア語と度胸で勝負するバスターズ。

くっだらないが、それがナチスを蹴散らしていく光景がたまらなかった。

軍服を脱いだだけでどの立場か分からなくなってしまう。
だから一生消えない証を刻み、償いと報復を与えるのだ。
Kumi

Kumiの感想・評価

3.0
タランティーノ監督はやっぱり構成が独特だしストーリー展開も面白い‼︎

思いっきり殺してくれるし慈悲なんてないし、クソはクソだし。笑
女の子が大きくなって復讐するのは目に見えてたけど、それは許容の範囲内かな。
saorino

saorinoの感想・評価

3.9
「もし、史上最悪と言われたナチスをやっつける過激派秘密組織がいたら」という、タラちゃんお得意のもしもムービー。最狂のブラピは見てて痛快。頭皮ってそういう使い方するんだっけ、、きっと今回もPG12、なんて序盤には思いながら、たまに画面のどこ見ても悲惨という光景に。

ナチスとか、ハリウッド女優が変なヒッピーの宗教団体に惨殺された事件とか、タランティーノはどうにもならなかった残虐な史実を「もしもこんな奴らがいたら、あんな悲惨な事件は起きなかったのにね」と伝えてるような気がしてならない。

アメリカとドイツの兵士たちを尊敬しつつ、ナチスを叩く映画には仕立てず、ちゃんとユーモアを織り交ぜていく。その手腕がすごかった。誰かを卑下することなしに、フィクションをベースにしたノンフィクションを絶妙な温度感で撮れる稀有な監督。特典映像で熱く語るタラちゃんの映画愛を聞いてると、ホントに人が良さそうだし、めちゃくちゃ心痛めてるんだろうなぁ。だからこそ、それを映画でエンタメとして昇華しようとしてる気がする。想像だけども。

酪農農家の昼下りに流れる「エリーゼのために」は、これまで聞いた「エリーゼのために」の中で一番美しかった。
最後そばに寄った時の表情を誰も知らない哀しさよ。
タランティーノ監督作品にはまる理由がわかる。
字幕の感じとか、のぞきこむカメラワークとかすき。
緊張感はんぱない。
グロテスクなところもあったけど、、苦手なわたしでも大丈夫だった!
グロテスクなところは目をとじよう。(笑)
とにかくやり過ぎ!!あらゆる方向にやり過ぎシーンの連続!観客にフィクションのパワーを叩きつける!
最初のシーンから登場人物たちがドイツ語とフランス語の台詞を喋るのは、いかにもタランティーノが好きそうな感じ。最初のシーンだけじゃなくて、映画を通じて色々な言語での台詞のやり取りがあったり、細かなイントネーションの違いが結構重要だったりして、映画全体が複雑な会話劇になっているような気がしたかな。ハリウッド映画は外国を舞台にしてても、普通に英語でコミュニケーションを取れるような感じのシーンが多いから、結構新鮮。
そして緊張感溢れる会話シーンの後にやって来る、やり過ぎバイオレンスはやっぱりタランティーノ!ナチスの暴力性は勿論だけど、それに対するバスターズのナチス退治もかなり暴力的!バットでボコボコにしたり(イーライ・ロス!?)、頭の皮をナイフで丁寧に剥いだりと、度が過ぎてるぞ!
まぁ美男美女も普通の人たちも派手に殺されていくし、何というかタランティーノなりのフェアネスなのかなぁ。
ブラッド・ピットもヤバいけど、この映画はやっぱりクリストフ・ヴァルツ!多言語を駆使しながら、相手の隙や失敗を見逃さないナチス高官をイヤらしく演じてみせる!デザートにタバコを押し付けるシーンとか相手の言葉尻を捉えるシーンとか、まぁイヤらしい!ヴァルツの悪役としての存在感が凄くて、最後まで作戦がどう転ぶのか目が離せなかった!まぁ、彼の狡猾さを考えると最後のシーンはちょっと呆気なかったなぁとは思うけど…
それでも映画史上最もムカつく「ビンゴ!」が聞ける一作!ナチスに虐げられた人たちの思いを込めた、フィクションからの史実への激しくも重いカウンターパンチだ!!くらえ!!
歴史を派手に変える。
細かいことは気にしない。

この気持ち良さが映画の特権だ。