のりまき

セレニティーののりまきのレビュー・感想・評価

セレニティー(2005年製作の映画)
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打ち切りになったドラマのスピンオフらしい。いや、これがなかなか面白い。
人類が人工過剰になった地球から宇宙に飛び立って数百年。かつて戦争の英雄だったマルコムはボロ船セレニティの船長となりヤバい便利屋稼業に精を出していた。しかし同盟が人体実験し人間兵器と化した少女リバーと兄をそれと知らず乗船させたことから同盟に追われることとなる。少女ご呟く「ミランダ」という謎めいた言葉。それは見捨てられた惑星の名。そして恐るべき秘密が・・・。
痴話喧嘩の絶えない船長と恋人はもはやテンプレだが、軟弱に見えて骨のあるパイロット(!!)と女房はナイス。1年も寝てない女機関士とベタな戦士もなかなか。
内容はほぼ宇宙大作戦なのがまた良い。
意味の無い電光パネルと火花と振動。なんだかわからない大掛かりな罠(笑)。(『ギャラクシー・クエスト』で揶揄られるアレ)
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