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イノセント・ボーイズのplantseedsのレビュー・感想・評価

イノセント・ボーイズ(2002年製作の映画)
3.5
『体が逆らっても、心に従え』
(劇中)

TSUTAYAでパッと気になるものジャケ借りシリーズ。
こういう作品との出会い方もやっぱり楽しいですね(^^)
なんでもそうだけれど、あんまり計画的にするとつまんないですよね。

<カトリック系の学校に通う主人公たち、ティム、フランシス、ウェイド、ジョーイ。
規律の厳しい学校での、ジョディ・フォスター演じる校長への反発心から、自主創作で反発の漫画を描いていた。
彼ら4人のツッパリは留まりを知らずどんどんエスカレート。
さらに、フランシスの恋など様々な波がやってくる中、彼らの反逆はどこへ向かうのか>

今まで見た青春映画とは全く違うような内容でした。

子供たちが、創造性を良くも悪くも広げるのを、厳格な学校がそれを全く受け入れられない感じ。
なんというか、本質的にはよくない気がしました。
ちゃんと見向きもせず、一刀両断するのはよくないですね。

恋模様からは、だれかに魅力的だと思われるかどうかはこっちじゃコントロールできないし、
ただ、好きなことやって、内面が充実して豊かでいれば、勝手に人は集まるよなあと。

キャッチコピーの
「僕たちが死んでも、世界は何も変わらない」

この映画の中心的な部分のようなことですが、
たしかに、それは事実としか言いようが無いのだけれど、
意味のない命なんてないはず。

ネガティブではなく、スッと、前向きにその言葉の余韻をかみしめました。
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