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別離のyのレビュー・感想・評価

別離(1939年製作の映画)
3.0
イングリッド・バーグマン主演の方。ピアノの天性の才能を持っているバーグマンに惚れてしまい、浮気をするバイオリン奏者のレスリー・ハワード。2人は音楽のセッションと共に、違う意味のセッションもしてしまうのだ。浮気された妻と何も知らない子供が本当に可哀想。若い女に惚れ、レッスンをしている8歳の女の子を娘の代わりにして、何もかも気持ち悪い男だ。アニタ(バーグマン)が数年ぶりに訪れた「変わったものばかり売っている店」の前、レスリーが演奏しているベンチの真上にあたる2階の窓辺、後ずさりして闇に消えていくバーグマンが良い。ラストも、「娘のため」ではなく、「娘を愛している自分のため」である象徴のような展開だ。息子に偉そうに説教しているシーンでは失神しそうになった。死んでくれ。
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