真っ黒こげ太郎

ホワイト・ウォールの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

ホワイト・ウォール(2010年製作の映画)
1.0
トランスワールドアソシエイツ配給作品です。


もう一度言います、


ト ラ ン ス ワ ー ル ド ア ソ シ エ イ ツ 配 給 作 品 で す 。


うん、またなんですよ、また性懲りもなくこの配給会社の作品を観てしまったのです。
しかしですねぇ、見てくださいよぉ!ジャケ裏の回し蹴りとナイフを構えた漢たち!
そしてようつべで見れる予告編の50秒頃と1分20秒頃に展開される格闘戦を!!!!
この一連の格闘アクションのキレの良さとカッコよさに惹かれて、ついレンタルしてしまったのです。

…そして大失敗!!!!!!!
これは酷い!!!!!!!

ハッキリ言って話が意味不すぎる、もうこちら側に理解させようとしてることすら完全に放棄してる脚本に唖然。
そして肝心のアクションだが、数が少ないのはまあしょうがないにしても実際は動きにキレがなく凄くグダグダな代物だった!畜生!
特に酷いのがラストバトルで、ナイフを構えながらお互いユラユラして手をパタパタさせるだけの茶番劇に観ていて寒気がした。

どうせなら壁や都市やウィルスの設定を全部捨ててテロリストの兄と正義の弟がひたすらドンパチ戦う内容にして、アクションをちゃんと練りつつ数を増やしてくれればよかったのに。

SF物としても格闘アクションとしてもダメダメすぎる本作。
余程の駄作マニアでもない限り見ない方がいいと思います。