よー

アンディ・ガルシア 沈黙の行方のよーのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

これは邦題がひどいね。。
主演俳優押しにしなきゃならない
事情があったのだろうか…
内容的に4カ国でしか公開もされなかったのだとか。
今なら全然どこで公開しても良さそうだなと思っちゃうけど
それも時代の変化なのかなぁ。

とてもとてもつらい話でした。
あっちもそっちも真実がつらすぎて。
誰にも言えないことを
独りでずーっと抱えることって
どれだけ耐え難いことなのかとあらためて。

大人でも耐えられないけど
それが子供ってなると…

今も世界中でいろんなことが起きていて
たくさんの子どもたちが苦しんでいるんだと思うと
本当につらくて心臓が痛くなる。
だからって何もできやしないんだけど。

大人も子どもも、
言葉にすることで解放されることが
やっぱりあるんだなと。
言葉にする、誰かに伝えるって怖いことだけど、
吐き出していかなきゃダメなんですねきっと。
簡単に思えて簡単じゃないんだけど。

カイルに関してはお父さん宛に手紙を残してたっていうのが
ある種の救いというかなんというか。。
観ていて、家庭環境も悪くなさそうなのになぜ…
っていうモヤモヤがそれで解決されてよかった。
実際は原因も理由も分からないケースの方が多いのだろうけど…

カイルやトミーのように
独りで苦しんでいる子どもたちが
一人でも多く救われる世界になって欲しいと
心から思う。思うことしかできない絶望!

最後はハッピーエンドで良かった。
特に子どもたちがメインのお話で
救いのないラストはもう観るのしんどいお年頃😇
絶望映画、バッドエンド映画大好物だけど、
子どもたちだけは勘弁してください(涙)←

とても重たい内容だったしつらかったけど
エンタメとしても楽しめたので観て良かったです。
本当に邦題だけはどうした。🤦‍♀️
よー

よー