Tyga

飢餓海峡のTygaのレビュー・感想・評価

飢餓海峡(1965年製作の映画)
3.8
信じること、信じ続けることの難しさ。
そして、すべて水泡に帰す。
しかし、そこに命の炎が燃えていた証の灰がのこる。

冒頭の北海道の列車からの逃走と津軽海峡の一連のシーンからはじまり、緊迫感で一気に持っていかれる3時間。

ただ、序盤の点と点が繋がっていくサスペンスな感じや、八重のパッション溢れる愛でぐいぐい押してくる中盤と来たので、人間の業を炙り出す終盤の刑事たちの追い詰めの甘さが多少気になった。
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