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トップ・ハットのろのレビュー・感想・評価

トップ・ハット(1935年製作の映画)
5.0

Heaven... I'm in heaven,
And my heart beats so that I can hardly speak.
And I seem to find the happiness I seek,
When we're out together dancing cheek to cheek.


アステアさんのミュージカルって、本当にすごい!パワーがある!

ここ数日、ふさぎ込んでいた私ですが、彼の魅力にときめきが止まりません!やっぱりアステアさん、好きだなぁ(*´ω`*)♡


ロンドンを訪れたブロードウェイダンサーのジュリー。彼は同じホテルに泊まるモデルの女の子に恋をするが・・・。

まさに、お笑い芸人アンジャッシュのコントのような、すれ違いラブコメディ!2人は両想いなのに勘違いと誤解の連続!!!「ああ~そうじゃないよ~違うよ~((+_+))」とヤキモキしながら観てしまいました。(でも それもまた楽しい。笑)


東屋のシーン。
「サウンドオブミュージック」でも同じような場面があって、あんな素敵な空間で優雅に踊られると「もう、たまらん...(/ω\)♡」って感じなんですが、、今作も最高!!!ムードがあって、アステアさんの歌声も心地良くて・・・。なんて贅沢なんでしょう!!!

また歌詞もいいんですよね~。憎いよ(笑)
「雷や稲妻が僕らを近づける。雨が降るから一緒にいられる。僕にとってはステキな日。雨が降っても灰色の空でも構わない。君といればステキな日なんだ」
ウオオオオ~~~!!!!
言われてみたいわッ!!!
アステアさんに囁かれたいわッ!笑


そして、ホテルでのダンスシーン。
"Cheek to Cheek"の音楽にのせて、2人が踊ります。
「天国にいる気分だ。胸は高鳴り、言葉にもならないほどだ。君と頬寄せ踊る時、最高に幸せな気持ち」
モデルの女の子は衣装がコロコロ変わるのですが、このシーンのドレスが本当に素敵で・・・!毛足の長いファーのドレス。それが動くたびになびいて。とにかく美しい!
タップダンスと社交ダンスのハイカラさ。
そして、女性を持ち上げたときにドレスがフワ~~と扇のように広がる優雅さ。
2人がステップを踏むたびに心躍ります。


「やっぱりアステアさんは素晴らしいな~」
「これがカラーだったら、もうどんなに綺麗だろう・・・!」
そんなことを思いながら、余韻に浸っています( ˘ω˘ )



~~余談~~

フィルマークスのマイページで、映画のパッケージを同系色にまとめるのが ちょっとしたマイブーム。今は暖色系がきているので(笑)赤いパッケージの映画祭りをしたいと思います(^o^)!

ピカソに青の時代があるのなら、ひろちゃんには赤の時代があってもいいじゃないか!ということで、赤の時代 始めま~す(*^^*)♪
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