ちく

ゴーン・ベイビー・ゴーンのちくのレビュー・感想・評価

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)
4.3
とある街で起きた、少女誘拐事件。
その親族に仕事を依頼された私立探偵のパトリックとアンジー。

アマンダの母親は酒とドラッグ漬けで子供放置。そんな中起きた誘拐事件。

二転三転とする展開に頭が追いつかなくなりそうだったけど、考えさせられました。

何が正解で何が不正解なのか。

他人の行動は自分の価値観では測れない。

この言葉がぐさっとささりました。

それぞれの正義があり、それが1番良いんだという主張の衝突。なんともハッピーエンドともバッドエンドとも取れない終わり方でした。

ケイシーアフレックはこういう最後は報われず過去を背負って生きていくみたいな役多いな。すごく上手く演じている。悲しさとも後悔ともとれるなんとも言えない感情を表現しています。
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