トランスマスター

モニカ・ベルッチの情事のトランスマスターのレビュー・感想・評価

モニカ・ベルッチの情事(1992年製作の映画)
3.0
♯48 モニカ・ベルッチのデビュー作

マトリックスシリーズでおなじみの「イタリアの宝石」モニカベルッチが主人公。
ある資産家が交通事故で死亡。未亡人となった資産家の妻は、夫の事業の資金繰りの関係で生命保険が解約されていることを知る。そのため家の調度品や動産や不動産を処分しても娘の養育費や家賃の支払いに困窮する日々。
誰もが羨む美貌を持つモニカ・ベルッチはその武器を最大限に活かす作戦を立案。
顧問弁護士と相談して一口1億リラで参加者20人を募り懸賞として1人の当選者に4年間の愛人契約を結ぶ案件をハイクラスの富豪に提案するお話です。

◆良い点/注目ポイント
・若いモニカ・ベルッチのフルヌードが拝めます。
・イタリア人のナンパ文化や濃厚接触の習慣が映像でわかります。
・毛皮を上品に着こなす品の良さはユーロ圏の人ならでは。

◆改善点
・ストーリーとしては昭和の昼間のドラマ。BGMなどもイマイチです。
ただモニカ・ベルッチを眺めるためだけの映画。それ以上でもそれ以下でもありません。

◆総括
・モニカ・ベルッチの未亡人を題材にした作品なら『マレーナ』の方がビジュアルだけでなくストーリーもしっかり楽しめます。

-2020年 48本目-