素晴らしい結婚式。
列席者が持論を語る。それに反論したり、反論されたり、政治ディスカッションが展開される。
長回しによる切羽詰まった表情や噛みまくる台詞が、異様な凄まじさがあった。
ただ、回想…
【簡単なあらすじ】
学生闘争をきっかけに結ばれた一組の男女、その結婚式の夜に現れた闖入者の告発によって、参列者の暗部が暴かれていく。劇場公開四日でお蔵入りとなった、大島渚の伝説的映画。
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学生…
-瞳の奥から見えるもの-
男が結婚式の会場から抜け出し、昔のように演説をし始める。彼が投げかける言葉に対し、一人一人が目線を上げ傾聴しているが瞳の奥から読み取れる感情は異なる。ある者は夢を見ているよ…
カンペ読んでるのバレバレ! 台詞噛んでるぞ!
大島渚の実験的長回し映像が見事空振りに終わった作品。単なる新左翼による共産党叩き。
いくら前衛的でも「その時の気分」が反映されてるだけに過ぎず、時が…
初見。
全編台詞劇でいて台詞トチりをまんま使う。
だから緊張感増の意図らしいが、それが気になって主張が入って来ん。
寧ろ笑えるNG集な珍作。
にしても本編を全く表さぬ客寄せ下世話なポスター。
これを…
元自治寮の全学連(樺美智子?が死んだ知らせに対する怒号のシーンがあった)か何かのメンバーが結婚式に集まって安保闘争を回想する話。組織活動っていう点では大学のサークルも自治寮も党の青年部というか下部組…
>>続きを読む霧の深い晩、二人の男女の婚礼が行われていた
二人が知り合ったのは、60年安保の左翼運動
会場に集まったのもかつての同志たち
だが政治犯として追われているもと同志の乱入から、愛欲に塗れた闘争の実態が明…
安保闘争がきっかけで結ばれた男女。その結婚式で学生運動を巡るディスカッション。舞台風の演出はひたすら不穏で、過去の事件を語る様子は実話怪談の趣すらある。イデオロギーがカルト化していく悍ましさも含めて…
>>続きを読む松竹株式会社