おらんだ

アウトレイジのおらんだのレビュー・感想・評価

アウトレイジ(2010年製作の映画)
4.0
どの業界も下請けは大変だ。上の身勝手に振り回されて泥を被るのはいつも下請けだ。今作の主人公であるヤクザの大友(ビートたけし)は例えるならば、そんな下請けの社長。無能な元請・池元に翻弄されつつも仕事をこなす。今作はそんな彼に哀愁を感じつつ、多種多様の暴力を堪能できる作品。

事の発端を簡単に纏めると、


池元「アイツの組、金あるし盃交わすか(^ω^)」

会長「あそこはシャブ扱ってるからダメ。締めといてね(♯`∧´)」

池元「マジかΣ(゚д゚lll)でも金は惜しいし、自分でやると角が立つから下請け頼むわ^_^;」

大友「りょ( ´ ▽ ` )ノ」

数日後…

大友「締めといたよ(^-^)/」

池元「オメーやり過ぎ。破門な(´・Д・)」

大友「はぁ?!マジおこψ(`皿´)ψ」

【抗争勃発】

………

大体池元のせいだね。大友かわいそう(´・ω・`)


見所は大きく二点。一つは、多種多様の暴力。タイトル通り暴力的なシーンが多いのだが、ピストルで撃って「ハイ、終わり」ではなく、色々あるので飽きない。中でも椎名桔平はむごかった。よく思いつくなぁ。

二つ目は見慣れた俳優陣のいつもと違う演技。小物っぽい腹黒い感じの加瀬亮、しょうもない人間性の國村隼、優しいお父さんじゃない三浦友和、二面性があって小狡い小日向文世等、皆普段演じる役柄と違う。にも関わらず、ぴったりハマっていた。

因みに続編ありきで作られてるので、そういう終わり方です。単体で観ても面白いですけどね。